サーフィン(英: surfing, surfin')は、ウォータースポーツの一つ。波乗りともいう。サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走する。サーフィンをする人のことをサーファー(surfer)と言う。
ヨーロッパ人で初めてサーフィンを目撃したのは、イギリス人の探検家ジェームス・クック船長だと言われている。クックは、タヒチとハワイでサーフィンを目撃し、そのことを航海日誌に書き残している。その後、これら島々にキリスト教宣教師たちなどヨーロッパ人が移り住むようになる。宣教師たちは、布教にあたってポリネシアの文化は野蛮であるとみなし、文明化を理由に彼らの文化の一部であったサーフィンを禁止し、さらにサーフボードを取り上げて焼いてしまった。こうして、ポリネシアにおけるサーフィンは近代において一度終焉を迎えた。
このように水があれば泳がずに移動できる物を作ろうと思い舟ができた事や、雪と傾斜があれば「滑ってみよう!」と思いスキー(現代スキーは除く)が生まれた事からも、世界各地の要所々々で自然発生的に起こったものであり、起源の断定は不可能とする説もある。