M95が左でM96が右 実際にはもう少し離れているM95(NGC3351)はしし座にある棒渦巻銀河である。M96(NGC3368)はしし座にある渦巻銀河である。
M95とM96は40'離れ低倍率で同視野に入る。M95は双眼鏡で極めて微かに見える。口径10cmの望遠鏡でも空の条件にもよるが、中心部と周辺の拡散部が微かに見える程度である。棒渦巻構造の腕をはっきり確認するには口径50cm程度の望遠鏡を必要とする。M96は口径10cmの望遠鏡で、条件が良ければ小さな光の光斑として見える。楕円形であることも確認できる。口径50cmでは腕の構造も見えてくる。
M95とM96の位置