2017年2月26日に南米のチリで金環日食が見られました。上の地図がウェザーニュースの中継班の井上さんが遠征した中継地点のチリ共和国・コジャイケです。
右のアニメが地球全体で見られる金環日食の擬本影(太陽に隠された月の影である本影が隠しきれないほど太陽が大きいので擬本影と言います)ですが、今回の金環日食は継続時間が1分弱なのでそれに伴って金環の環が細くなります。そのためアニメでは拡大しない限り、擬本影の通過する様子が見えにくいです。
下の気象衛星が撮影した南米の雲画像ですが、観測地周辺は雲一つない快晴であることが分かります。撮影日の翌日は天候が悪くなったとのことで、運良く細い金環が見られました。井上さんがカメラで撮影した金環日食の様子は、夕方のブログで公開します。