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う窩の深さが2mmに達しないごく初期のう蝕の場合、歯質の削除を行わず治療を完了できる。また、う窩が深い場合は、可能な限りう蝕部分のみを削り取りヒールオゾンで消毒、歯質強化したのちに充填する。削除量が少ないために多くの場合麻酔が不要である。治療コンセプトはMI (Minimal Intervention) である。また、う蝕の治療だけでなく予防にも応用が可能である。根管治療に対しても、高い殺菌力により応用できるとされている。
ヒールオゾンのメリット
・殺菌することでう窩の自然治癒を期待するという治療法は従来の治療より生体に優しい
・麻酔や削合がないため、歯科不安の患者でも楽に治療を受けられる
・ヒールオゾン治療で大幅な治療時間の短縮とコストの削減が可能になったという報告がある