2017年の元旦にうるう秒として 8時59分60秒が挿入されることが発表された。前回の2015年7月1日以来、1年半ぶり。元旦の実施は2009年1月以来で、その後に構築されたり更新されたシステムも多く、金融系を始めとした多数のエンジニアが正月出勤を強いられそうです。
システムのうるう秒対応の主な方法は、時刻合わせを管理するntpdというモジュールをslewというモードにすることで行います。うるう秒の挿入により、真の時刻より、自システムが1秒進んでいるのを毎秒1000分の5秒のように少しずつ遅らせていき、最終的に真の時刻に同期させます。
日本の標準時刻を管理する国立研究開発法人情報通信研究機構(東京都小金井市)には小学生ら約千人が集まり、大きな電光掲示板に「8時59分60秒」と表示されると歓声が上がった。