■テネシー州の地理と消費税
テネシー州は地理的に東テネシー、中部テネシー、西テネシーと3つの地域に分けられています。一般的に、西テネシーと中部テネシーの分離線をテネシー川、中部テネシーと東テネシーの分離線をカンバーランド高原としています。
地形的には6つに区分されます。ブルーリッジ山脈、アパラチア山脈・渓谷地域、カンバーランド高原、ハイランド・リム、ナッシュビル盆地、ガルフ海岸平原。州内では8,350個の洞穴が登録され、国内最大となっています。テネシー州の消費税は9.46%。他州と比べて消費税がかなり高いです。
■テネシー州の気候
テネシー州の大半は温暖湿潤気候:Cfaです。アパラチア山脈の標高が高い冷涼な地域が例外であり、山岳性温暖気候あるいは湿潤大陸性気候:Cfbに分類されます。テネシー州の気候にはメキシコ湾が大きな影響を与えており、南からの風が年間を通じて雨水を運んできています。夏は暑く、冬は温暖から冷涼で一年中降水があります。年間平均雨量は50インチ (1,300 mm) 。降雪量は、西テネシーでの5インチ (13 cm) から、東テネシーの高山での16インチ (41 cm) まで幅があります。
夏は暑く湿度が高いです。夏季の日中平均最高気温は90°F (32 ℃)。冬は温暖から冷涼で、高地では冷涼の程度が強まります。高山を除けば、夜間の平均最低気温は氷点近く。過去最高気温は1930年8月9日にペリービルで記録された113°F (45 ℃)、過去最低気温は1917年12月30日にマウンテンシティで記録された-32°F (-36 ℃)。
テネシー州は海岸から遠いのでハリケーンの影響を直接受けることは少ないのですが、1982年の熱帯低気圧のように熱帯低気圧の名残が上陸して弱くなったもののかなりの降水量をもたらすことがあります。年間平均で雷雨発生日が50日ほどあり、その中には大きな雹を降らせたり、暴風を伴うものがあります。州全体で竜巻が発生する可能性があり、特に西テネシーと中部テネシーで多い。時には強力な竜巻が発生します。年間平均発生数は15個。竜巻は激しいものになる可能性があり、死者を出した竜巻の比率では全米最大。冬の嵐も時としてやっかいなものになり、氷雨を伴う暴風が起こりやすい。スモーキー山地の大半では特に、霧が問題になっています。