明治初期に、石狩浜の漁師が新鮮な魚を売り始めたのがきっかけで開設したといわれる二条市場。かつては創成川の対岸、西1丁目(狸小路1丁目)から東2丁目にかけて、ずらりと魚の市場が並び、次第にそば屋や居酒屋、青果店などが集まり現在の基礎となった。一世紀以上の時間が流れた今も市民の台所として健在。街の中心部に位置する立地の良さも手伝い、カニやホタテなど北海道土産を求める観光客でにぎわう。また、市場内に個性豊かな飲食店が多数入居する「のれん横丁」などの雑居ビルがあり、今や円山、狸小路にならぶ人気のグルメスポットになっている。
ちなみに値段も札幌中央卸売市場の方が断然安いし、魚介類の種類も豊富で新鮮です。なぜなら、札幌のお店屋さんが仕入れをしている本当の市場だからです。二条市場は、観光客相手なので、1匹8000円と書いてあるカニを「2匹で1万円で良いよ」と訳の解からない値引きをします。これは明らかに最初の設定金額が高いことを物語っているか、鮮度が悪いことを証明しています。