■ワイオミング州の地理
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ワイオミング州の気候は亜乾燥気候と大陸性気候(BSk)で、冬は乾燥して温度差が大きい。夏は暖かく、7月の平均最高気温は州の大半で29℃から35℃となります。しかし標高が高くなるとこの値は急速に降下し、標高 2743m 以上では21℃となります。夏の夜は州全体を通じて急速な冷却が起こり、最も暑い地方でも10℃~16℃まで低下。州の大半で雨の大部分が晩春から初夏に降っています。
冬は寒いですが、極端に寒い期間があれば間に穏やかな期間が入ることもあり、場所によってはチヌーク風が吹いて異常に暖かくなることも。ワイオミング州は乾燥した州で、年間平均降水量は250mm 以下の所が多い。降水量は標高に依存しており、ビッグホーン盆地のような低い所では125mm~200mmとなり、ほとんど砂漠です。北部と東部平原の標高が低い地域の降水量は250mm~300mm で亜乾燥気候となります。山岳部では500mm 以上とかなりの降水量があり、さらに雪は年間500cm 以上積もることがあります。州内の過去最高気温は1900年7月12日にベースンで記録された46 ℃、過去最低気温は1933年2月9日にリバーサイドで記録された-54 ℃。
州内のどこでも気候は緯度、経度および地形に影響されています。これらの要素を組み合わせると東方に流れる気団によってもたらされる気流、温度変化、降水および湿度の数多い組み合わせになります。