消防第二分団 アサヒビール・ねぶた師 千葉 作龍
その時家臣の「進藤庄兵衛」は命懸けで信義を引き止める。その時信義の振り降した刀が庄兵衛の懐中の「千手観音」に当たり難を逃れたのであった。(ねぶたの場面)
庄兵衛は信義亡き後も名君と誉高い四代「信政」にも仕え「国にも替わる忠臣なり」と言わしめたという。庄兵衛はその後、信政に青森城代家老として重用され、御仮家(出城)を建て盲目の弱者を起用し堀を作り又、新町に市を開くなど青森の発展に尽力した。そのジョッパリ精神は「鬼の庄兵衛」と称され現在も広田神社に奉られている青森中興の祖である。
写真・記事の無断使用不可