青森のねぶた祭りと言えば誰もが一度は名前を聞いたことがあるほど有名なお祭りではないでしょうか。人口30万人の青森県青森市に開催期間中の6日間に、約300万人以上の観光客が集まります。
祭の起源は諸説あり七夕祭りが変化していき現在のお祭りになったという説や禊祓(みそぎはらえ)に由来するという説などが候補です。様々な説がありますが、未だ定かとなっていません。
ねぶた祭りでは共通して武者をかたどった山車(だし)燈籠を引いて街を練り歩きます。最大のもので、高さ約5m、幅約9mにも及ぶ巨大な武者人形の山車「ねぶた」が町中を練り歩きます。
「ハネト」と呼ばれる踊り手が、「ラッセラー!ラッセーラー」の掛け声と共に踊る様は圧巻です。耳に残るリズミカルで調子のよいこの掛け声ですが、意味や由来については諸説ありますが、有力な説として言われているのが「出せ」の音が変化したと言われています。