(10)やっと自由行動 ここでAコースとBコースは分かれます。我々はBコースなので、テルナテ市街のホテルに向かいます。ホテルへ行く前にテルナテで一番大きいスーパマーケットに寄ります。ここで職場へのお土産を調達しました。 蒸し暑かったので冷たいものを探したのですが、常温で保管されていました。ドラゴンフルーツが珍しかったので撮影。結局アイスとザクロジュースを買いました。 | |
午後2時頃になって、ようやくBコースのブルバードホテルに着きました。各自鍵をもらって風呂に入り仮眠を取りたいところでしたが、ツアーに同行している井上さんと市街の郵便局はいつまで空いているのか現地の日本語が喋られるガイドに聞いたところ、もうすぐ閉まるとのことで荷物を部屋に置いてすぐにロビーに向かいました。テルナテ市街の郵便局は朝8時から午後2時半には閉まってしまうそうです。ガイドさんが一緒に郵便局まで行ってくれるので、歩いて行きました。 | |
今までのバス移動とは違って既にフラフラでしたが、やっと観光気分を味わえるようになりました。歩道ギリギリまで露天商が迫っていました。街は店と人々で活気がありました。100mほど先に皆既日食を告知する看板があったので、画像が荒れるのを覚悟して撮りました。日本語でようこそ皆既日食と書かれています。 看板から10分歩いたところに郵便局はありました。日本と違って局舎全体がオレンジ色です。ガイドを通じて皆既日食の記念切手はないか尋ねていただいたところ、裏の事務室に通されました。 | |
すると事務室には同業者とおぼしき皆既日食Tシャツを着ている欧米人が5名ほど並んでいました。その次に自分も並んだのですが、一番最後の在庫で皆既日食記念切手24枚組シート1枚しか残っていなかったのでそれを買いました。あとは24枚組シートから切った切手があったので、それも全て買いました。 ポストカードが2種類あったので、職場のお土産に各14枚ほど買いました。あの時、行動していなかったら手に入らなかったのです。実に冷や汗ものでした。 | |
在庫がほとんどなかったのでツアーで同行した方々には切手が売り切れたと言いましたが、実は自分の分しか確保出来なかったのです。他の郵便局でも売り切れていたそうです。同行した井上さんには、24枚組シートから切った切手の三枚組を差し上げました。 それでも先に皆既日食を見てしまったかのような晴れ晴れとした気分になるのは否めません。皆様に申し訳なく思います。郵趣サービス社で各国の切手を扱っていると聞いたのですが、この切手は無かったです。 | |
郵便局からの帰り道、フラフラになりながらもホテルの斜め右にあるモスクを撮りました。その後で足がもたついてしまい、歩道ギリギリで営業していた露天商が並べた商品の石を蹴ってしまいました。店主の大きく叫ぶ声でやっと気づきました。言葉が通じないので手を合わせて謝ったところ、故意ではないとのことですぐに許してもらえました。やっとホテルに到着です。他の人は既に部屋で休んでいますが、外に出て行動したので添乗員から元気な人と勘違いされたようです。 |
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