ブッダブロとはマンデルブロ集合に関する図形。ガウス平面から点cをランダムに選び、そのcについて数列z_{{n+1}}={z_{n}}^{2}+cを計算し、|z_{{n+1}}|>2となった場合にz_{1}からz_{n}までの位置に点を描くという作業を、指定した回数だけ反復して行ったもの。形がブッダに似ていることから名付けられた。色毎に計算回数を変えてカラー化することもある。
1988年、ライナス・ヴェスタス(Linas Vepstas)がマンデルブロ集合を変形して得られるより芸術性の高い図形を発見し、サイエンスライタークリフ・ピックオーバーに送っており、これがきっかけで、ピックオーバー軸と呼ばれる図形が発見された。ピックオーバーの著書Computers, Pattern, Chaos, and Beautyに収録されている。