当初のタイトル案は「レッド・1」というものであり、各メンバーの名もレッドマスクなどと仮称されていた。そしてその後考案されたのが「ファイブレンジャー」で、メンバーの名称もレッドレンジャーなどとするものだった。平山プロデューサーによると、同時期の『仮面ライダーストロンガー』の企画では「五人ライダー」との案があり、題名案にも「ファイブライダー」というものがあった。「レッドレンジャー」などの呼称は『パワーレンジャー』で採用され、「レッドマスク」などの呼称は『マスクマン』に、「レッド・1」はタイトルではないが『バイオマン』のレッドワンとして用いられた。
しかし「ファイブレンジャー」は「理屈っぽい」として渡邊が却下。次に出た「ガッツレンジャー」も却下され、最終的に「5人レンジャー」の「人」を取って、「5レンジャー」の名前が考案され、これにOKを出した渡邊によって、片仮名の「ゴレンジャー」が決定名となった。
これに伴いメンバーの名称も渡邊によって日本語に直された。 「モモレンジャー」の名称については、当時「ピンク」という単語には「ピンク映画」「ピンク産業」などとエロチックな用法が多かったため「ピンクレンジャーでは子供向け番組には刺激が強い」として、渡邊が「果物のモモ、ハートのモモ、ふっくらした女性のモモが、ちょっと不良っぽくていい」と「モモレンジャー」に決定した。