『東京は夜の7時』は、矢野顕子の2枚目のライブ・アルバム、通算5枚目のアルバム。1979年4月25日発売。発売元は日本フォノグラム。CDは1988年に徳間ジャパンから、2011年にミディから発売。
1978年の中野サンプラザ、渋谷公会堂での、「ト・キ・メ・キ ツアー」のライブ録音。すでにイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成していた高橋幸宏、細野晴臣、坂本龍一が参加しているが、YMOとしてはクレジットされていないうえ、曲目の重なりもない。一方、1979年は矢野自身が渡辺香津美(本アルバムには不参加)のKYLYN BAND、坂本龍一のカクトウギ・セッションに参加していた時期であり、これらの活動と曲目が重なるところが多い。
アルバムジャケットの写真は、矢野の実子である風太のものである。彼は「カタルン・カララン」の作詞者としてもクレジットされている。