フルーチェは、ハウス食品が製造販売する即席デザートベースの商品名。牛乳と混ぜることにより、果肉入りのデザートが出来る。1976年より発売開始。
作り方は、常温のフルーチェ1袋(200g)に冷えた牛乳200ccを加え、とろみが出るまでかき混ぜる。通常は200g入りのレトルトで4人分だが、100円ショップ向けに150g入り2~3人分の商品も販売している。イチゴ、桃、ミックスベリーなど果実風味が中心だが、2008年には緑黄色野菜を使ったベジタブルフルーチェが発売された。
フルーチェに含まれるペクチンと牛乳中のカルシウム分とのゲル化反応により固まるため、豆乳では固まらない。種類別表示が「牛乳」以外の、「加工乳」「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」などでも固まらないことがある。2007年からはパウチ容器に入った1人分のハンディータイプの製品も発売されている。