北明ねぷたの会・絵師 齋藤 北明
2014.8.1 北明ねぷたの会
2014年8月1日に弘前市元寺町の市民参画センター前で運行された北明ねぷたの会のねぷたです。鏡絵の場面は、軟禁状態の虞美人を宮殿から救出した項羽。
絵師 齋藤 北明さんは二代目で、先代は旦那さんでした。その初代齋藤北明は、岩木山への山登りで滑落して不慮の死を遂げました。その奥さんが二代目 齋藤 北明を継承しています。ただ女性絵師全てに言えることですが、特に女性を描くときの線が細すぎます。「男性絵師に負けないように筆の輪郭を太く描く」と仰っている本人も知っているとは思うのですが、何年描いても女性の絵を描くときの線の細さは改善されていないです。この辺が、ねぷた絵を依頼される団体の少ないことに起因しています。
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