さくらプロジェクトとは、2004年から株式会社ウェザーニューズの提供するサポーター参加型企画の一つである。主に桜前線が日本列島を上昇する3月から6月にかけて全国の携帯会員や自治体、学校などによる「自分の桜標準木」の開花・満開などの状況を携帯電話のカメラ機能を利用してリポートする企画である。
このリポートはウェザーニューズが電話などで独自に取材した全国各地の桜の名所660ヶ所、過去のデータと併せて分析し、桜の開花傾向と開花予報に反映されており、自社の特設サイトやテレビ朝日の地上デジタルデータ放送で各地の開花情報を見ることができる。2009年シーズンは16,304人、2010年シーズンは約20,000人以上のの携帯会員が同プロジェクトに参加している。
ウェザーニューズでは2009年シーズンまで、気象庁と同じく、5・6輪開いた状態を「開花」と定義してきたが、2010年シーズンからは需要が高い1輪咲く時期に変更して開花予報を発表している。また、同時に今までの気象庁発表計算式に基づく開花予想も参考情報として発表している。