ジュノ・リアクター(JUNO REACTOR)は、イギリス・ロンドン出身のエレクトロニック・ミュージック・ユニット。1993年、中心人物のベン・ワトキンス(Ben Watkins)を核に結成。度重なるメンバー・チェンジを経た現在は実質的にベンの個人プロジェクトとして運営されている。ダンス音楽の世界において、ゴアトランス~サイケデリックトランスの第一人者である。近年は単なるダンス・アクトとしてだけではなく、幅広い分野にまたがる音楽クリエイターとしても活躍している。
ジ・オーブのアレックス・パターソンが在籍していた初期作品はサイケデリックトランスを中心に製作活動を行う。その後、次第にアフリカやアジアの民族音楽にも傾倒するなど音楽性も多様化。和太鼓に念仏・真言までも取り入れた「HOTAKA」や「SAMURAI」など日本を強く意識した曲も存在する。