トワイライトの1号車と2号車はA寝台個室になっている。寝台兼用となるソファーベッド・テーブル・シャワー室・トイレ・ビデオモニター・オーディオサービスなどが設置された豪華な造りになっている。
スイートは、1号車・2号車に1室ずつ設置されている2人用個室。リビングとツインベッドを備えた寝室とが別々となっており、リビングと寝室とはレースカーテンで仕切ることもできる。リビングにあるソファはエキストラベッドにもなり、オプションで3人まで利用可能となる。他にシャワー室、洗面台・トイレ、冷蔵庫、ビデオモニター用の液晶テレビ、クローゼットを備える。発車直後にウェルカムドリンク、翌朝には新聞朝刊とコーヒーまたは紅茶がサービスされる。1号車の個室は列車の大阪寄り最後部(上り列車では最前部)のため展望を満喫できるが、興味本位で外から覗かれやすいため、リビングの展望窓は外から見えにくいようマジックミラーに取り換えられている。デビュー当初はダブルベッドだったが、現在はツインベッドに交換された。
シャワー室は脱衣場のない収納式の洗面台・トイレと一体となったユニットタイプである。2号車の個室は車両中央部に配置されているため、方窓タイプとなっており展望は満喫できない。ただリビングにはサロンカーに設置されているものと同一の、屋根まで回り込んだ曲面ガラスを備えている。ベッドは1号車が枕木に平行して配置されているのに対し、こちらはレールに平行して配置されている。また車両中央部に配置されているためこちらの方が揺れが少なく、快適である。シャワー室はセパレートタイプで、脱衣場にもなる洗面台・トイレとは別々に設けられている。
ロイヤルは、1号車・2号車に4室ずつ設置されている1人用個室。ベッドはセミダブル仕様で、2人での利用も可能。この他、シャワー室、洗面台・トイレ、ビデオモニター用液晶テレビ、クローゼットなどを備える。発車直後にウェルカムドリンクが、翌朝には新聞朝刊とコーヒーまたは紅茶が、それぞれサービスされる。同名の個室は「北斗星」にも存在するが、ソファーベッドが電動式になっているという違いがある。